昨年10月、鳩山由紀夫元首相が乗った車の通行を街宣車で妨げたとして、警視庁公安部は26日、威力業務妨害容疑で、栃木県小山市西黒田、いずれも右翼団体構成員の楠誠容疑者(53)と、長男、忠重容疑者(23)を逮捕した。
逮捕容疑は昨年10月4日午後5時ごろ、東京都千代田区神田小川町の交差点で、鳩山元首相の車を街宣車12台で約10分間取り囲むなどして進行を妨げ、男性運転手(45)の業務を妨げたとしている。
公安部によると、取り囲んだのは複数の右翼団体で構成する「草莽崛起の会」。元首相は近くにある明治大で開かれた日中関係のシンポジウムで講演した帰りで、団体はシンポの内容に抗議に来ていた。交差点の真ん中で取り囲んで罵声を浴びせるなどしたため、一時渋滞した。
運転手からの被害届を受け、公安部が昨年12月3日、団体の関係先を家宅捜索し街宣車11台を差し押さえていた。
